沖縄アジュンマ ふきこの知恵袋　

　嫁夫婦が　この連休　マチュピチュ遺跡と　ナスカの地上絵を　見に行くらしい。　10日間。
ついでに　クスコや　チチカカ湖にも　回るそうだ。　うらやましい。

娘家族のところも　なにか　計画をしているようだ。　ますますうらやましい。

アジュンマの周りは　景気がいい。

それで　うちらも　伊江島に行って　のんびりして　来ることにした。　ワンちゃんも一緒に。
人もうらやむ　沖縄、　しかもその離島ですごす　贅沢な連休。　

どうだ、　うらやましいでしょうが!!

何せ　居ながらにして　ここは　リゾート地なんだからね　　　







ナスカの地上絵で　思うのだが、　昔の人が　どうして　線だけで　あんなに　美しく　鳥を　表現できるのだろうか。

古代壁画にしても　そうだ。　単純な線画なのに　狩猟や　当時の様子が　よく分かる。

雲南省あたりのトンパ文字なんか　もう芸術だし･･･。

博物館でよく見る　土偶　埴輪の　究極の形。　まねしてみたが　とんでもなく　難しい。

縄文や　弥生土器にしたって　そうだ。

昔の人は、　どうして　あそこまで　ものごとを　シンプルに　できるのだろうか？




　

アジュンマ、　思い違いをしたことが　あった。

現代人は　古代人より　優れている。
　　　
アジュンマは　現代人だから、　古代人よりは　すぐれている。
　　　
たとえ　アジュンマが　現代人の　ビリだとしても　古代人には　負けない。
　
その日のうちに　水彩画を　習いに行った。

古代人でも　描けるんだから、　最低でも　それぐらいまでは　できるんじゃないか。

思い込みは　恐れを知らない。







結果は　当然　見るも無残。　おそるべし　古代人。

あなどった　アジュンマ、　穴が　あったら　入りたい。

　　

それで　この際　ちょっと　お願いが･･

古代人を　模写するときは
　
「布を　腰に　巻きつけ、　上半身は　はだか、　ひげは　ぼうぼう、　手には棒」　

という　金太郎飴は　やめてほしい。

これが　そもそもの　誤解の元だ。　

布は　巻きつけていてもいいが、　せめて　

哲学ちっくな　顔つきで、　高尚な　芸術活動をしている姿にしてほしかった。　
背中に　後光が　あれば　なお　いい。

そしたら　アジュンマ、　無駄な　挑戦など　しないで、すんだ！