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2012年04月21日

「母と娘」 ってやつは・・


友人からの メールです。
しばし お付き合いを!

 ラブレター * * * * *

娘の予定日は、 5月なのに、 生まれそうになってしまい、 先生に安静にするように言われました。
午前保育の 孫娘の世話と、 ご飯作りに、 毎日 娘のところに 行っています。
いまは 大学病院の傍の 一軒家を 借りています。

行き止まりの道路で 自転車で遊ばせていたら、 近所の子供たちと 仲良くなりました。 
一つ上のおねえちゃんや 小学四年生の子です。 
11月に 引っ越して来た 孫娘のことを 見かけて、 とても 一緒に 遊びたかったようです。
4時に さよならしたあと、 3人で 玄関に訪ねてきて 「また遊びましょう」 と お手紙を届けてくれました。

今からまた行ってきます。 じゃまたね。

* * * * *


「母と娘」 ってやつは・・




まあ! なんて いいお便りかしら。
近頃は 母娘の 行き違い話が やけに 大きく取り上げられているご時勢なのに。
絵に描いたような 幸せ話。 うらやましい ニコニコ  

娘から 母への 「あなた嫌い」 のカミングアウト といえば 佐野洋子氏の 「シズコさん」。 
近頃では 村山由佳氏 の  「放蕩記」 が なにかと 話題になっている。

「母親が 嫌い」 と人前で言い切れるまでには どれほどの 時間と 勇気が いることか・・・
朝日新聞でも  「母の娘」 シリーズで 取り上げられたばかり。

しかし 母親側からの ものになると、 あまり おおやけに 出回っていない。
結構 現実は 悩んでいる人が 多いのに。

アジュンマの周りにも ごちゃまんと 娘との けんか話が 散らばっている。

産休で帰って来た娘と おもいっきり ぶつかったという話もあれば、 行き来も 途絶えた話もある。 このアジュンマとて、 余計なことを言っては、 娘を 毎回 怒らせてしまっている。怒り うわーん

母娘だから 尾を引かない、 と 思われがちだが、 いまの時代の母親は、 なまじ 学もあって、 昔のように 絵に描いた 「無償の愛」で ただ おろおろ 泣くばかり なんて風には ならない。
結構 傷もつく。

「母と娘」 ってやつは・・




「人生 あざなえる縄 の如し」。    
何も アジュンマ、 人の不幸を ヒヒヒと 喜ぶわけでは ないが、 くだんの 「人もうらやむ 幸せ友人」 の  不幸話を ぜひ 聞いてもらいたい。


ラブレター * * * * *


昨日 娘と 言い争いになりました。 孫の面倒もみて、 買い物もして、 お金を請求することもなく、 食事を作り・・・・ 
ああ、 それなのに それなのに、 心無い言葉を投げつける娘、 「なんて娘でしょう・・・。」 
と思うのですが、 思えば さんざんと 母や父に 私も やって来たことでした。 
親を どれ程に 傷つけて来たことか。 暗く 切ない気持ちになって 帰って来ました。

今日はパソコン教室の日で、  娘に 「今日は 来なくていい」 と言われ、 家で過ごしています。

 それでも 限りなく 笑顔の母親になり、 又 面倒を見に行こう! と 自分に言いきかせています。 幼少のころ 自分で育てなかったことを 今更ながら反省し、 母親らしいことをしよう と 思います。

* * * * *


これが 幸せメールの 翌日メールと、 だれが 想像できませう びっくり!


「母と娘」 ってやつは・・

 

やっぱり、 みんな おんなじだぁ と 安心して、  おおいに 溜飲が下がった アジュンマではあったが、 しかし なにか 解決した感じは まぁ~ったく しない。 するわけないか! 

そしてまた 2日たって 来たメール。 

最後まで お付き合い願いたい。

ラブレター * * * * *

その後 娘とは メールで 少し あやまりあって、 今日は 「泣きごとを言うに違いない!」
と ほくそ笑みながら、 (何事も無かったかのように) 電話で 「体調どう?」 と探りをいれたら、 やつはなんと! 
!(^^)! 午前保育の 終了日となった本日から (全日保育なので) 友達と ランチしていたのであります。

「お医者さんに 昨日 行って来たら、 もういつ生まれても おかしくないって」

「だから 今のうち 遊んでるの・・・。」

あっ!  そ!! (-_-;)

* * * * *


ちゃんちゃん。


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Posted by アジュンマふきこ at 00:26│Comments(10)がらくた話
この記事へのコメント
思わず ふきだしてしまいました。
こういう オチ が、まっていたんですね(☆。☆)
わたしも ちょっと・・ うちあたいしてます・・・
Posted by あかり at 2012年04月21日 09:32
なんですよね・・・ ムムム・・・・ 
Posted by アジュンマふきこアジュンマふきこ at 2012年04月21日 21:17
たまたま訪れたこちらのブログ!!!私の現状とあまりに一致!!
嬉しくて、切なくて、でもホッとして・・・本当にありがとうございます。
予定日10日遅れで1月に初孫出産した娘とばあばになったばかりの私。

母娘関係を10年以上の問題山積の家族環境の中で悩み続けている私を外から見てみた気分!?
Posted by 和代 at 2012年04月25日 09:44
和代さん。 こんにちは。(=^・^=)
「深くて 渡れぬ 川」 があるのは、 
何も 「男と女」 のあいだ 
だけでは ないみたいですね・・・
Posted by アジュンマふきこアジュンマふきこ at 2012年04月25日 10:05
同じようなことを思っている母親がいることに少しほっとしました。私も育児は母親任せでした。娘にはメールも電話もしないでといわれています。確かに私は自分勝手で子供を傷つけてきたと思います。その付けが今きたのは仕方のないことと思います。しかし、反面それだけだったのかと思います。子供の期待には100パーセントは添えなかったかもしれませんが、親なりに子供の要求することに応えてきたと思います。朝日新聞で特集をしていましたが、辛かった子供時代を振り返り、言葉は悪いですが親に仕返しをしてもいいんだよと言っている様な気がしました。親も悩んでいるし、反省しているのです。何とかうまく折り合いを付けたいと思っているのに公に親は捨ててもいいんだといわれるのは、納得できない気持ちです。子供にいい様に利用されています。1年間家族〔5人)で居候、(現在は海外)帰国するのにお金を貸して、来週来て子供の面倒を見て欲しい等々。そして感謝されたことはありません。
それでも自業自得と思い頑張っています。時には情けなくなります。
Posted by posted at 2012年05月01日 19:28
postedさん メール拝見しました。 数日前 、朝日新聞で見たんですが・・・

上野千鶴子さんが 朝日新聞の悩み相談で やはり 娘さん側からの 「母が嫌い」 相談に ずっと以前に 回答していたことがあり、 その数年後 娘さん側は どうなったかというような 娘さんからの 後日談が 載っていたんです。
 切り抜いておけば よかったんですが。 ご覧になっていらしたかしら? 
私的には ちょっと ?? という感じでした。

韓国ドラマでは 育ててもらった恩をわすれないで・・というメッセージが よくでてきます。 わたしも 若い頃 親に そういって しかられたとき 
「生んでくれとは頼まなかった、 勝手に生んだのは 誰よ、」
 とか むちゃくちゃ 言ってきたほうですので、
 いまさら こどもたちに  「親に感謝しなさい」 と いえない弱みが あります。 この年になって 親の気持ちがよく分かります。
 そういえば 親が 最後に決まって言うせりふ 「あんたも 年がいけば 分かるわよ」 たしかに そうでした。 
でも このせりふ どうしても こどもにいえない・・・。  

たぶん 私たちって 近代主義的個人主義で 育って来たせいだからじゃないかしら。 私たちの世代は 封建制的家族観を 否定するところから 自我の形成をしてきたじゃないですか・・・ 親の 子供支配を 否定するところから。
だから 自分の子供の ことも よく理解できるし。 気持ちが 分かるしね。

 されど 悲しいかな 現実は・・・・ というところで、 やっぱり 悩めるんですよね。
Posted by アジュンマふきこアジュンマふきこ at 2012年05月01日 22:46
postedさんの気持ち痛いほどわかります。
私の娘も海外です。年末来3度往復して出産手伝いしてきました。
母だけが責められ、娘の身勝手を受け入れる以外に現状打開策はないのかしら・・・・
私は娘が1歳になった翌月に母を突然亡くしました。母には頼れずに子育てしました。

生来、おせっかいで独り善がりの傾向のある私ですが、娘が可愛くて大事で自分なりに精一杯育てたと思っています。でも、それが真っ直ぐに伝わるものでは無い!とこの頃痛感しています。
色々と娘に頼まれ、頼まれたら夢中で、フル回転でやってしまいますが、”お母さんと同じクラスだったら絶対に友達にならないと思う!”と学生時代の娘に言われた言葉が全てを表しています。

娘との関係に悩んで、佐野洋子、角田光代、斉藤環、よしながふみ・・・・目に入った母娘関係物を次々に読んでみました。私は母とけんかは沢山しましたが”嫌い!”とは思わずにきたのでどれも感覚的にわかりませんでした。朝日新聞の特集も未成年の娘にはともかく、十分大人になっている娘に対して親だけに責任を押し付けて解決するのだろうか?と思えました。

先週、曽野綾子の”人間の基本”を読んで気持ちの整理が出来ました。
:そもそも人間は”他人は自分を理解してくれない”という覚悟の上に長い人生を立てて行かなければならない:の言葉に納得!
親子も基本は別人です。自分を理解してもらいたい、私の気持ちを受け止めてもらいたいと思うことが行き違いの元なのでしょうね。自分が娘のために良かれと思ってしたことが素直に伝わらなくても自分がしたことに覚悟をもって、娘の反応に動揺しない。もし誤りに気付いて反省したら謝る。身に覚えがなければそのまま受け流す。頼まれても自分の出来る範囲のことだけをする。できる限り・精一杯・・・は後で自分の中で恩を着せる気持ちが生まれます。無理をしていることになるのだと気づきました。

結婚し子も産んだ娘・・しっかり自立したのですもの、もう親の役目は終了しても良いのじゃないかしら・・と思い始めています。
アジュンマさんのお返事・・いつも温かいですね。同じクラスだったら絶対にお友達になりたいです!
Posted by 和代 at 2012年05月03日 18:47
「大 大 だ~い好きな わたしのおかあさん。 お母さんのおかげで こ~んなに 助かっちゃった。 私 いま とっても 幸せ。 ありがとう♥ お母さんの娘でよかったあ。 いつまでも いつまでも 長生きしてね 。 私のだ~い 好きな お・か・あ・さ・ん♥♥」
な~んて 言われたら もう 最高ですよねぇ。 いいように使われたって 多少 へとへとになっちゃっても 帳消しできちゃいそうじゃ ありませんか? 
ひょっとして なにを隠そう、 これが聞きたかった・・・? ですよねぇ。

 いま、 私の娘は、二人の子育てと 自身の仕事、 脂の乗り切った 働き盛りの夫と 家族を成し 自身の手で家庭を守り、 創造していくことに 邁進中です。 本当に 母として 一家の主婦として 大きな責任を 果たし、 よく がんばっています。 離れているせいか、 愚痴も言いませんし( 言えば、 私が さらに 輪をかけて いうから) 手伝いなどでも めったに この母を 頼って来ません。 ついつい 私が やりすぎになるからか、 あるいは、 まずは 自身でがんばってみたいと思っているからなのか、 そこらへんは ちょっと分かりませんが。 いずれにしろ 毎日 24時間 たいへんだと思います。 私も そうして あの時期を 無我夢中で 乗り越えてきましたし。 親を気遣う余裕なんて  これっぽちも ありませんでした。 長らく 電話 一本さえ かけなかった時期も ありましたから。
 
そんな時期、 上記のごとくの せりふは、 どこに 余裕があって 出てきましょう。 期待したって、 逆立ちしたって、 涙見せたって、 絶対 出てくるせりふじゃあ ありません。 
ただで 手伝ってくれさえすれば大助かり。 しかし 口も 心も 学も なまじある母は、 衝突のリスクあり、ってなもんでしょう。

私の夢 理想の母子関係ありました。 何でも 愚痴を言ってくれて いろいろ
頼りに してもらえる、 そんな友達のような 母子関係。 でも 考えてみれば 動物だって成長して つがいを見つければ 親子の縁はきれて 自分の力で生きていくわけですから、 いつまでも 頼りになるのは 親ばかりではないでしょう。 新しい社会関係の中で 自分なりの 解決を試みていくのでしょう。 寂しくはありますが それが 種を保存していく生き物がもつ 基本的 有り様なのではないでしょうか。 ということで 私の場合の理想は  あえなく 霧散してしまったわけですが。 
それで次に 期待していること。 娘が 子育てもひと段落して 落ち着いたこ
ろにでも ゆっくり 一緒にすごせる時間が もてたらいいなあと 言うことです。 思い出話にでも 花を咲かせて、 うるさいこともなし、 穏やかな気持ちになって。 つまり 人間 枯れないと だめなのかなあ。 いずれにしろ、 寂しいけれど 親の 出番は 終わっちゃったということです。 すでに 愛する娘は 婿に 孫に やっぱり 取られちゃったんです。 母の手を離して 新しい社会関係を 娘が 立派に 築いていることを わたしら 母は 祝福しなくっちゃあね。 泣きたいけど。
Posted by アジュンマふきこ at 2012年05月04日 01:31
子供には何も求めない。ただただ元気でいてくれたら良いと願うことにしました。時折、母に電話を入れてもらい様子を聞いています。孫たちのことを思うと会いたい気持ちは募りますが今は我慢することに慣れようと思っています。そして何か依頼ごとをしてきたら受けるつもりでいます。考えてみたら私も母に対して随分わがまま、そして理不尽だとわかっていながらも突っかかってきました。そう考えると娘の理不尽さは親の私も真似かもしれませんね。
それにしても息子に対しても同じように接しているはずなのですが、、、母親はしょうがないと思っているのでしょうか。結構やさしいです。
和代さん、ふきこさん ありがとうございます。少し目の前が明るくなりました。
Posted by 貴子 at 2012年05月05日 19:40
貴子さん、アジュンマさんのブログで私たち救われましたね!
ふきこさんありがとうございます!

こんな形で長年の心の澱が掬い上げられるなんて!!母の世代には夢にも思わないことですよね!インターネット万歳!!です。

私は残念ながら娘一人しか授かりませんでした。息子さんのいらっしゃるお二人が素直に羨ましいです。亡くなった母が”息子の可愛さは格別!!”と、こっそり私に打ち明けたことがあります。母は可愛い人だったので、そう打ち明けられても、弟にやきもちは感じませんでした。私も味わってみたかった!
Posted by 和代 at 2012年05月05日 20:21
 
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