2011年12月29日
生きる
昨日 人の後をついて 読谷まで 行ってきた。
用事が済むまで 少し間があったので 車から降りて 道をさまよっていたら 不思議な庭にたどりついてしまった。
木に刻みつけられた 生きた顔が 入り口にあって、 私は そのまま 恐怖に駆られて 庭に 迷い込んでしまった。
地獄の使者が 呼んでいるようだった


金城実さんの作品群で 庭がうめつくされていた

2011年も やがて終わる。 絶え間なく流れている「時」の区切りを 一体 誰が考えたのだろう。
食べるものを栽培し、収穫して、人間が 生きのびるための「暦」が、 人間の歴史を刻み始めたとしたら、
人間は どれほどの辛酸と 絶望と 喜びと 希望を したたる血とともに 歴史に 刻み続けてきたことだろう。

3月11日を語れぬまま この年を 締めくくろうとしていた私が、
最後の最後に 金城実氏の作品に 向きあわなければならなかったのは
単なる 偶然だったのだろうか?
最後の最後に 金城実氏の作品に 向きあわなければならなかったのは
単なる 偶然だったのだろうか?

父が 亡くなっても 何も語れず 心が止まってしまった時のように 今また 私の 心は 止まったままだ。

生きることの 連続が 途切れるその時まで、 人はそれでも
生きる。
生きる。
*** *** *** *** ***
来年 またお会いしましょう
Posted by アジュンマふきこ at 12:05│Comments(3)
│がらくた話
この記事へのコメント
アジュンマふきこさん、 毎回 楽しく 読ませていただいていました。
来年も 面白いブログ 楽しみにしています。
良いお年を (^^)
来年も 面白いブログ 楽しみにしています。
良いお年を (^^)
Posted by haruka at 2011年12月31日 14:43
あけましておめでとうございます。
haruka さん!
読んでくださって ありがとうございます。
今年も 相変わらず ばかばかしいながらも ちょこちょこっと 書いていきたいと思っています。
よろしくお願いします。(=^・^=)
haruka さん!
読んでくださって ありがとうございます。
今年も 相変わらず ばかばかしいながらも ちょこちょこっと 書いていきたいと思っています。
よろしくお願いします。(=^・^=)
Posted by アジュンマ ふきこ at 2012年01月04日 23:59
うわ〜金城実さんの作品って、前に座喜味城址での展示会でみて(20年前?笑)、ひきこまれていった記憶が。
力強いですね。
>食べるものを栽培し、収穫して、人間が 生きのびるための「暦」が、人間の歴史を刻み始めたとしたら・・・
こういう視点好きです。
深いですね〜これ・・・。
地球派の私としては、暦はやっぱ、自然と調和してた方が、ここちいいな〜。笑
力強いですね。
>食べるものを栽培し、収穫して、人間が 生きのびるための「暦」が、人間の歴史を刻み始めたとしたら・・・
こういう視点好きです。
深いですね〜これ・・・。
地球派の私としては、暦はやっぱ、自然と調和してた方が、ここちいいな〜。笑
Posted by ルリコ at 2012年01月15日 08:57