2012年05月20日
饒舌すぎるのも
とにかく よくしゃべる 立て板に水 の方が いらっしゃる。
ただのおしゃべりじゃなく 知的な話を 身振り手振りも交え 眼光もするどく、
自らの見解を それはもっともらしく あの手この手で 語る、語る。
天性の アジテーターとは おそらく 彼のような お方を 言うのではないだろうか?

だがアジュンマ、 この年では 疲れる。
遠い地にいらして もう何年も お会いしていないが、
たまたま 彼の 文章を目にした。
それがまた すごいこと!!
話術以上の 華麗なる文章。

だが アジュンマ 疲れる。
あまり 語りすぎられては 疲れる。
わが身を 振り返って
逆に、 控えめに! と思う。

話が がらりと変わって。
先日 給油所の待合室で、 若いママと 小さい子どもふたりづれの場面に 出くわした。
(4歳前後と2歳前ぐらいのこどもかな?)
ママが ずぅ~っと 携帯で 誰かと しゃべりつづけている。 そのしゃべること しゃべること。
しゃべって しゃべって またしゃべる。
子どもたちは 自然の成り行き上 退屈して うろちょろ 遊び出した。
すると ママが 子どもたちを いきなり 怒鳴りつけた。
と思うと、 また 携帯で しゃべる。しゃべる。 止まらない。
いつまでも終わらない。
やっぱり 子どもたちは またぞろ ちょろちょろ しだした。
大騒ぎでもなく 普通程度の ちょろちょろ。
そしたら こんどは ママが いきなり 切れてしまった。
さっきよりも もっと大声で
「ぃやあ!! たたかりんどぉ!! 」
「今日、 ヤーチューだからな!」
「覚えとけよ、 おまえ。 いいな」
最後は どすも きいている

お~、 こわっ。 「おまえ」 ってのも怖いが 全部が怖い。
読んでいた本から 顔を上げられなくて、 子どもの顔が 見られなかった。
見ない方が よかった。 みたら 頭に こびりついたかも しれない。
* 注 *
♠ たたかりんどぉ = 叩かれるよ
♠ ヤーチュー = お灸のこと(推測)。 友人が 子供を 脅す場面を 一度 見たことがある。
線香に 火をつけて 腕 に 当てようとしていた。 ぎょっとした。
ヤーチュー的躾をするとは・・・・
ちなみに やくざ言葉の ママは、 けっして 茶髪などでは なかった。
見た目が 普通でも
「こんなママって いまどき 普通よ、」 と 後で聞いた時には
世の中 恐ろしくなってしまった。
ママへの 躾は 誰が やるんでしょう? こどもは 親を選べないし・・・

いまちょうど 灰谷健次郎 編 「子どもの詩集 たいようのおなら」 (のら書店)
を韓国語に 訳している最中で、
それで ちょっと 忙しくしている。
今日は その詩の中から ちょっと おもしろいのを ひとつ ご紹介したい。
ママ
すえまつまりこ(6)
ママがよそへいってなにかをたべるとき
わたしのほうをむいて
目をほそめておもしろいで
そんで すましとうでえ
そんで ママにきいたら
おんなはすまさなあかんねんいうとった
ママはあんまりすましすぎて
こぼしとうねん
そんで あらこぼしちゃったいうて
すましながらいうとうねん
うちとぜんぜんちがうがな
せんせい よそのうちへいってたべるとき
すまさんでもええで

ただのおしゃべりじゃなく 知的な話を 身振り手振りも交え 眼光もするどく、
自らの見解を それはもっともらしく あの手この手で 語る、語る。
天性の アジテーターとは おそらく 彼のような お方を 言うのではないだろうか?
だがアジュンマ、 この年では 疲れる。
遠い地にいらして もう何年も お会いしていないが、
たまたま 彼の 文章を目にした。
それがまた すごいこと!!
話術以上の 華麗なる文章。
だが アジュンマ 疲れる。
あまり 語りすぎられては 疲れる。
わが身を 振り返って
逆に、 控えめに! と思う。
話が がらりと変わって。
先日 給油所の待合室で、 若いママと 小さい子どもふたりづれの場面に 出くわした。
(4歳前後と2歳前ぐらいのこどもかな?)
ママが ずぅ~っと 携帯で 誰かと しゃべりつづけている。 そのしゃべること しゃべること。
しゃべって しゃべって またしゃべる。
子どもたちは 自然の成り行き上 退屈して うろちょろ 遊び出した。
すると ママが 子どもたちを いきなり 怒鳴りつけた。
と思うと、 また 携帯で しゃべる。しゃべる。 止まらない。
いつまでも終わらない。
やっぱり 子どもたちは またぞろ ちょろちょろ しだした。
大騒ぎでもなく 普通程度の ちょろちょろ。
そしたら こんどは ママが いきなり 切れてしまった。
さっきよりも もっと大声で
「ぃやあ!! たたかりんどぉ!! 」
「今日、 ヤーチューだからな!」
「覚えとけよ、 おまえ。 いいな」
最後は どすも きいている

ガラスに へばりついてました
お~、 こわっ。 「おまえ」 ってのも怖いが 全部が怖い。
読んでいた本から 顔を上げられなくて、 子どもの顔が 見られなかった。
見ない方が よかった。 みたら 頭に こびりついたかも しれない。
* 注 *
♠ たたかりんどぉ = 叩かれるよ
♠ ヤーチュー = お灸のこと(推測)。 友人が 子供を 脅す場面を 一度 見たことがある。
線香に 火をつけて 腕 に 当てようとしていた。 ぎょっとした。
ヤーチュー的躾をするとは・・・・
ちなみに やくざ言葉の ママは、 けっして 茶髪などでは なかった。
見た目が 普通でも
「こんなママって いまどき 普通よ、」 と 後で聞いた時には
世の中 恐ろしくなってしまった。
ママへの 躾は 誰が やるんでしょう? こどもは 親を選べないし・・・
デイゴ そろそろ終わりです。
いまちょうど 灰谷健次郎 編 「子どもの詩集 たいようのおなら」 (のら書店)
を韓国語に 訳している最中で、
それで ちょっと 忙しくしている。
今日は その詩の中から ちょっと おもしろいのを ひとつ ご紹介したい。
*** *** *** *** ***
ママ
すえまつまりこ(6)
ママがよそへいってなにかをたべるとき
わたしのほうをむいて
目をほそめておもしろいで
そんで すましとうでえ
そんで ママにきいたら
おんなはすまさなあかんねんいうとった
ママはあんまりすましすぎて
こぼしとうねん
そんで あらこぼしちゃったいうて
すましながらいうとうねん
うちとぜんぜんちがうがな
せんせい よそのうちへいってたべるとき
すまさんでもええで
なごらん いい香りがします
Posted by アジュンマふきこ at 16:24│Comments(0)
│ケチつけ