2012年06月29日
大宜味の蕎麦を求めて やんばる一泊
韓国の旅行ネタ まだ書きたいことが あるんだけど、 その前に 「蕎麦を求めて やんばる」 に行ってきたので、 こちらの話から・・
大宜味村で、村をあげて 蕎麦栽培に力をいれ、 美味しい蕎麦を食べさせてくれているというのが 話題になっている。
こういうことになったら 見逃すわけにはいかない、
のが、 アジュンマじゃなくて ナンピョン=夫のほう。
とにかく ウリ ナンピョン = 私の夫 は 蕎麦上戸である。
ということで、 とにかく 大宜味に 蕎麦を食べに 行くことになった。 どうせ、 「やんばる」 に行くなら ゆっくり 一泊でもして来ましょう、 となって、 ワンちゃんをつれて 泊りがけの蕎麦旅行となった。

58号線沿い、目前に はるか伊是名も見える海ぞいのお店 ねろめ食堂。
そば粉10割の蕎麦は、 普通 難しいと聞く。 つなぎが弱く、茹でると ぽろぽろ切れるという。
が、 ここの蕎麦は10割蕎麦だった。 ちょっと細めで、こしがあり、 更科蕎麦のような上品な感じ。 10割っぽくない。 色も 薄緑色。
本土で 10割蕎麦を食べたことがあったけれど、 色も黒っぽくて、 ねっとりしながらも 蕎麦らしい 素朴な味がしていたので、 ちょっと これは 意外だった。 アジュンマは どちらかというと 蕎麦は茶色で、 ぼそぼそ ねっとりしながらも 蕎麦らしい そばの味がするのが好きだ。

しかし、 大宜味の 蕎麦も 悪くはない。 まあ いけるんじゃないでしょうか?
大宜味では 耕作放棄地を 利用して 蕎麦を植えているとのこと。
食堂の 壁にかけていたチラシを見ると、 そば粉10割でも こしが出る理由は、
そば粉を 細かく高速で挽いていることと、
挽く際に 熱が発生しないようにしている、 せいだという。
なんでも そうした機械を 作ったそうである。 なんか すごいと思う。
蕎麦文化のない沖縄で そういうことまで やっちゃうなんて・・・。

それで 泊ったところは 慶佐次マングローブ公園 の 近くの 宿。
その宿は 設計士が 自分の別荘用にと 作ったところだ。 さすがに こだわりすぎて、 なにもかも 奇抜さに あふれている。
これぞ 別荘。
リビングは 四方開け放たれて、そのまま芝生につながっているので 蚊が 大量に押しかけてくる。 戸の締め方が ややこしくて 防ぎようがない。 香取線香を3本 束で炊いても 効き目は ほぼなし。

明かりにこだわりすぎているのか、 夜になると
どこもかしこも暗くて、 ぽわ~んと ぼんやり、 ゆうれいっぽい 明かりがあるだけで、
建物全体に 不気味さが漂う。
ほぼ 全面ガラス張り なので 鏡効果で よけいに恐い。
客は うちら二人で 管理人も誰もいない。
それなのに 夜中 目を覚ましたら ぼお~と リビングの方に 明かりがついていたりする。
誰がつけたんだろうか? お~こわっ!!
お風呂になると もう 散々。 ただ 恐ろしいばかりだった。
このお風呂の件に関しては、
一つ前の記事 「ネングッ」に書いてくださった 「Rちん」さんのコメントに 寄せた アジュンマの コメントを 是非 読んでほしい。
それで、 提案としては 肝試し大会をする場合は、 是非この宿を 選んでほしいということ。 部屋は独立して 5~6個は ありますから・・・



本題は 夕食。 自力で食べないといけない。
やんばる東海岸側で 宿をとる場合は、夕食をどうするかは 事前に しっかり計画した方がよい、 と いつもながらおもう。
近くの食堂といっても 車で結構 行かないといけないし、 すると飲めないし、
結局
ケサシの漁港で買ってきた海ぶどうとシャコガイ(これ二種類しかなかった)と
近場の 売店で 出来合いの食料調達。 ということになった。
ナンピョン=夫が 売店にいってくれたが 品薄で、
とりあえずはビールと それからは なんと レトロすぎる 魚肉ソーセージ 2本

ダイエットだし、 まあいいかと、 蚊の大群に やられながら、
うすら暗くて 寂しい館で、 つつましいディナーをはじめた 私らであった。
と、 まあここまでは まだ いい。
夫が かってきてくれた 最後の 極め付き メインディッシュが なんと
みどりのたぬき (インスタント蕎麦) であった。
確かに 「蕎麦紀行」 が 今回のテーマだが さすがにこれは ありえないでしょう。
しかし なんぴょんは 幸せそうに、 「これ意外と いけるんだよ」
といって、 ねろめ食堂の時よりも 美味しそうにしている。
案外 これでこそ 「蕎麦紀行」
やはり ウリ ナンピョン 蕎麦上戸 というしか ないでしょう


そして、 恐い館を後にして、いよいよ最後の目的地
「江洲の花」
メニュー 「蕎麦並み1000円」 「大 1500円」 いずれもてんぷらつき、 とあった。
違いは そばの 量と、 てんぷらの大きさである。 写真の見本では 「蕎麦と かきあげてんぷら一個」 しか写ってない。
わたしらは 「大」 と 「並み」 を頼んだ。
しかし最初に出てきたのが これ ↓ 「写真に 偽りアリ」 の 「良いほうバージョン」は はじめてだったので おかしいやら うれしいやら!

後は蕎麦のくるのを待つだけ。
なのに またしても 出てきたのが これ↓

そして 次はこれ↓ と これ↓ 「お~ぃ 蕎麦は いつくるんや~」


蕎麦が来る頃には もうおなかが いっぱい。 蕎麦の味どころじゃない
サービス 超! 超! すぎて
涙がでる。
でも美味しかった。
店の主人は、 注文を受けてから 蕎麦を打つらしくて 出てくるまでは 相当時間がかかる。
待ちきれずに 怒って帰る人も いるとのことだが、
主人の こだわりがそうさせているみたいで
これだけはしょうがないんです。 と奥さんが おっしゃっていた。
ここで なぜ 蕎麦が 薄緑色かが 判明。
そばの実が まだ7割ぐらいの 青い内に 収穫するのだそうだ。
それで 更科蕎麦みたいに 上品なんじゃないか?
と 謎が 解けた 気がした。
アジュンマとしては 成熟しきった蕎麦の実で作る 田舎風 蕎麦も 食べてみたい 気がする。


大宜味村で、村をあげて 蕎麦栽培に力をいれ、 美味しい蕎麦を食べさせてくれているというのが 話題になっている。
こういうことになったら 見逃すわけにはいかない、
のが、 アジュンマじゃなくて ナンピョン=夫のほう。
とにかく ウリ ナンピョン = 私の夫 は 蕎麦上戸である。
ということで、 とにかく 大宜味に 蕎麦を食べに 行くことになった。 どうせ、 「やんばる」 に行くなら ゆっくり 一泊でもして来ましょう、 となって、 ワンちゃんをつれて 泊りがけの蕎麦旅行となった。
ねろめ食堂
58号線沿い、目前に はるか伊是名も見える海ぞいのお店 ねろめ食堂。
そば粉10割の蕎麦は、 普通 難しいと聞く。 つなぎが弱く、茹でると ぽろぽろ切れるという。
が、 ここの蕎麦は10割蕎麦だった。 ちょっと細めで、こしがあり、 更科蕎麦のような上品な感じ。 10割っぽくない。 色も 薄緑色。
本土で 10割蕎麦を食べたことがあったけれど、 色も黒っぽくて、 ねっとりしながらも 蕎麦らしい 素朴な味がしていたので、 ちょっと これは 意外だった。 アジュンマは どちらかというと 蕎麦は茶色で、 ぼそぼそ ねっとりしながらも 蕎麦らしい そばの味がするのが好きだ。
並み850円 そばの実の入ったおにぎりつき
しかし、 大宜味の 蕎麦も 悪くはない。 まあ いけるんじゃないでしょうか?
大宜味では 耕作放棄地を 利用して 蕎麦を植えているとのこと。
食堂の 壁にかけていたチラシを見ると、 そば粉10割でも こしが出る理由は、
そば粉を 細かく高速で挽いていることと、
挽く際に 熱が発生しないようにしている、 せいだという。
なんでも そうした機械を 作ったそうである。 なんか すごいと思う。
蕎麦文化のない沖縄で そういうことまで やっちゃうなんて・・・。
はるか向こうに 伊是名島も見える
それで 泊ったところは 慶佐次マングローブ公園 の 近くの 宿。
その宿は 設計士が 自分の別荘用にと 作ったところだ。 さすがに こだわりすぎて、 なにもかも 奇抜さに あふれている。
これぞ 別荘。
リビングは 四方開け放たれて、そのまま芝生につながっているので 蚊が 大量に押しかけてくる。 戸の締め方が ややこしくて 防ぎようがない。 香取線香を3本 束で炊いても 効き目は ほぼなし。
リビングに座って 庭を見る。 そとめは優雅、
明かりにこだわりすぎているのか、 夜になると
どこもかしこも暗くて、 ぽわ~んと ぼんやり、 ゆうれいっぽい 明かりがあるだけで、
建物全体に 不気味さが漂う。
ほぼ 全面ガラス張り なので 鏡効果で よけいに恐い。
客は うちら二人で 管理人も誰もいない。
それなのに 夜中 目を覚ましたら ぼお~と リビングの方に 明かりがついていたりする。
誰がつけたんだろうか? お~こわっ!!
お風呂になると もう 散々。 ただ 恐ろしいばかりだった。
このお風呂の件に関しては、
一つ前の記事 「ネングッ」に書いてくださった 「Rちん」さんのコメントに 寄せた アジュンマの コメントを 是非 読んでほしい。
それで、 提案としては 肝試し大会をする場合は、 是非この宿を 選んでほしいということ。 部屋は独立して 5~6個は ありますから・・・
マングローブ (ヒルギ) 3種類 あった。 開花期だった。 上から オヒルギ、 メヒルギ
本題は 夕食。 自力で食べないといけない。
やんばる東海岸側で 宿をとる場合は、夕食をどうするかは 事前に しっかり計画した方がよい、 と いつもながらおもう。
近くの食堂といっても 車で結構 行かないといけないし、 すると飲めないし、
結局
ケサシの漁港で買ってきた海ぶどうとシャコガイ(これ二種類しかなかった)と
近場の 売店で 出来合いの食料調達。 ということになった。
ナンピョン=夫が 売店にいってくれたが 品薄で、
とりあえずはビールと それからは なんと レトロすぎる 魚肉ソーセージ 2本


ダイエットだし、 まあいいかと、 蚊の大群に やられながら、
うすら暗くて 寂しい館で、 つつましいディナーをはじめた 私らであった。
と、 まあここまでは まだ いい。
夫が かってきてくれた 最後の 極め付き メインディッシュが なんと

みどりのたぬき (インスタント蕎麦) であった。
確かに 「蕎麦紀行」 が 今回のテーマだが さすがにこれは ありえないでしょう。
しかし なんぴょんは 幸せそうに、 「これ意外と いけるんだよ」


といって、 ねろめ食堂の時よりも 美味しそうにしている。

案外 これでこそ 「蕎麦紀行」

やはり ウリ ナンピョン 蕎麦上戸 というしか ないでしょう

ウッパマ海岸 アダンの実がずらり。
ヤドカリも すごすぎ。 沖縄の自然が やんばるには まだ残っています。
そして、 恐い館を後にして、いよいよ最後の目的地
「江洲の花」
メニュー 「蕎麦並み1000円」 「大 1500円」 いずれもてんぷらつき、 とあった。
違いは そばの 量と、 てんぷらの大きさである。 写真の見本では 「蕎麦と かきあげてんぷら一個」 しか写ってない。
わたしらは 「大」 と 「並み」 を頼んだ。
しかし最初に出てきたのが これ ↓ 「写真に 偽りアリ」 の 「良いほうバージョン」は はじめてだったので おかしいやら うれしいやら!
ジーマーミーどうふ、 焼きなすの 煮浸しもある
後は蕎麦のくるのを待つだけ。
なのに またしても 出てきたのが これ↓

たらの芽、 ヨモギの 山野草の てんぷら
そして 次はこれ↓ と これ↓ 「お~ぃ 蕎麦は いつくるんや~」
写真では 蕎麦も一緒に写ってますが、 まずごぼう天、 うむくじあんだーぎー、
最後に 揚げだし豆腐と 蕎麦でした。
最後に 揚げだし豆腐と 蕎麦でした。
蕎麦が来る頃には もうおなかが いっぱい。 蕎麦の味どころじゃない

サービス 超! 超! すぎて

でも美味しかった。
店の主人は、 注文を受けてから 蕎麦を打つらしくて 出てくるまでは 相当時間がかかる。
待ちきれずに 怒って帰る人も いるとのことだが、
主人の こだわりがそうさせているみたいで
これだけはしょうがないんです。 と奥さんが おっしゃっていた。
ここで なぜ 蕎麦が 薄緑色かが 判明。
そばの実が まだ7割ぐらいの 青い内に 収穫するのだそうだ。
それで 更科蕎麦みたいに 上品なんじゃないか?
と 謎が 解けた 気がした。
アジュンマとしては 成熟しきった蕎麦の実で作る 田舎風 蕎麦も 食べてみたい 気がする。
ゆうな の花。 やんばるは やっぱり 景色が違います。
にしても なんだか しっくり来ないような 妙ちくりんな 「沖縄蕎麦旅行」 であった・・・
Posted by アジュンマふきこ at 12:17│Comments(2)
│小旅行
この記事へのコメント
私は東京に住んでいます。
アジュンマの記事と素敵な写真の数々を見ていると
沖縄に行ってみたい!
そんな気持ちでいっぱいになってしまいました。
それも今回の記事では私の名前が!(*^_^*)
なんとも光栄です!
またアジュンマの韓国のお話し
沖縄のお話し、楽しみにしています!!!
P.S・・・アジュンマの書く文章に引き込まれてしまいます(^-^)
アジュンマの記事と素敵な写真の数々を見ていると
沖縄に行ってみたい!
そんな気持ちでいっぱいになってしまいました。
それも今回の記事では私の名前が!(*^_^*)
なんとも光栄です!
またアジュンマの韓国のお話し
沖縄のお話し、楽しみにしています!!!
P.S・・・アジュンマの書く文章に引き込まれてしまいます(^-^)
Posted by Rちん at 2012年06月29日 16:45
Rちんさん ありがとうございます。
見ていただけて うれしいです。
おきなわに、 是非遊びにいらしてください。
見ていただけて うれしいです。
おきなわに、 是非遊びにいらしてください。
Posted by アジュンマふきこ
at 2012年06月29日 21:03
