てぃーだブログ › 沖縄アジュンマ ふきこの知恵袋  › エステ › 色白は七難隠す、の王道

2011年09月26日

色白は七難隠す、の王道

私が美人であればこれほどエステ通いの無駄遣いはしなかったと思う。美人は無駄遣いをしなくていいからなにかにつけてやはり得だと思う。良い人にとってはますます何事も良くて、悪い人にはどこまでも悪いという格差社会は、どこの分野においても、またどんなに小さな事にも存在していると思う。

 縫い縮める。切った。入れる。また縫う以外に美人の道はない。と、長年あきらめていた私はそれでもある日ちょっとしたきっかけで、ほかにも道があることを悟った。吉野の山の千本桜を見るために京都の電車に乗っていた時のことであった。ものすごい美人の御嬢さんがポッと電車に乗り込んできて、あまりの美しさに私の眼はたちまち釘付けになった。そのまましばらくみとれていましたね。時間がかかれば当然やっとその隅々まで分かるようになるもので、雛段飾りのお姫様顔そのままで、あるかないかの小さい細目に小さい口、源氏物語絵巻物に出てくる誰もが知ってるあの小さい鼻。あ~美しい。この世のものとも思えない雛段飾りのお雛様。そして次に分かった事が目と目の間が並はずれて距離があり、おまけに鼻の下が並み程度に長くおでこがほとんどない。どうにもこのバランスが釘付けの一因でもあることが徐々にわかってくる。しかし、何ともあ~美しい。

 何故かというと雪のように透明なそれはそれは色白なんです。マシュマロのふわふわにいつまでも触っていたいあのふわふわ感触が顔全体を覆っていて、顔がマシュマロだったんです。ほっぺがうす紅色にほんのり染まってなんともなまめかしいったら。何とか工面してでも12単衣を掛けてあげたい。その時私はやっとすべてのことがわかった!のです。 縫い縮める。切った。入れる。また縫う以外にも美人に向かうちゃんとした王道はあることを。色白七難を隠す、を目の当たりにじかに体験してしまった私が、その日以来エステ通いの坂道にあたふたと駆けつけてそのまま転げ落ちてしまったのは当然のことであった。と、思う。とうとうおそるべし、禁断の扉をあけてしまったのだった。

色白は七難隠す、の王道色白は七難隠す、の王道 スンチャン村のコチュジャン(고추장)作りの風景。 ぶら下がっているのはメジュ(메주)。メジュというのはテンジャン(味噌)、カンジャン(醤油)、コチュジャンなど大豆発酵食品のもとになる菌の塊。



タグ :エステ


Posted by アジュンマふきこ at 00:19│Comments(3)エステ
この記事へのコメント
ブログ開設おめでとうございます。嫁の話おもしろかったです。つかエステにそんなに通われてたなんて知らなかったですわ。
Posted by YA at 2011年09月26日 01:33
「色白は七難隠す」、私も強く同意します。どんなに高級な化粧品を使ってもシミは隠せず、出るのはお金とため息ばかり・・・美肌になりたいですねぇ(はぁ~)。
Posted by ソンジャ at 2011年09月26日 11:30
YAさ~ん みてくださって ありがと~う。 

エステ通いの 効果なんて ものすぅうごく頑張っても 所詮 あなたにさえも みやぶれない位なんですよ~ (泣) それでも 王道以外に 選択肢が・・・・(号泣)

ソンジャさ~ん それでも私ら 生きていくしかないのよね。 ファイティン!
Posted by アジュンマふきこアジュンマふきこ at 2011年09月27日 20:24
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。