小舟危うき おきつ白波
あけまして おめでとうございます。
今年も 辰に ちなんだ 「書」をいただきました。
おじいちゃんの 好きだった ボケ(木瓜=もっこう)の花も 玄関に 飾りました。
のどけしと
見えし うなばら
風たちて
小舟危うき
おきつ しらなみ
おみくじは
「末吉」!! して その解釈は?
小舟が にわかに 嵐にあうように
思いがけないことで 災い起こる恐れあり。
決して 色におぼれ 不義の 行いをせず
正しく 一心に 辛抱するがよい。
小さいところに注意せよ。
つまり 不義の相手方が 現われる?
なんか 期待が持てそうな 一年です。
それでも 正月 久しぶりに たまっていた本を読む。
しばらく 本から離れていたので なんとなく 活字が 恋しくなって・・・
ホント 昨年は
小出裕章さんの原発もの
佐野洋子さん 最後の書籍 「死ぬ気まんまん」
だけ だったから。
年末 あちこちに 出ていた文芸書評の中から
津村節子著 「紅梅」と、
高野和明著 「ジェノサイド」
の 2冊を選んで 買っていたので とりあえず 「紅梅」を 完読。
夫 吉村昭氏の最後に寄りそう 妻の 記録。
淡々としていて 文章が とがっている感じを受けたが、 おそらく 胸の内が深すぎて あれこれ語る言葉を失って ああいう書き方になったのかな? と 勝手に 想像。
村上春樹 「風の 歌を聴け」 韓国語版 なんだかんだと言って 1か月で 完読。
アジュンマ的には このスピード感に おどろきと 感動。(^^)
で、 内容は それほど 気持ちは悪くなかったし、(当時は きざすぎたかもしれないカタカナも 今では それほどでもない)
村上春樹氏の デビュー作を じっくり読めたということで、 世の中の 村上春樹熱理解の スタートラインに 立てたかな?
というのが 正直なところ。
文章も 軽いタッチで 辞書の出番は それほど 多くなかったので、
割と 学習書としても いいかも。
ということで 2012年 スタートです
陶芸の わが師 友寄淳先生作 「やんばるの風景」
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