韓国語学留学中 パクジョンチョル(朴鐘哲)

アジュンマふきこ

2013年09月28日 10:00

以友高校には インターンシップ活動というものがあります。
自分が 師事したい先生や団体などを探し 計画を立て 直接現場にでかけ 体験をする活動です。
社会の 様々な分野を知り 将来の 進路を 探って行く活動です。

今日は知り合いの ジェウォン(以友高校2年生) に ついて行ってきました。




場所は ソウル駅のとなりにある 南営。
「民主烈士 朴鐘哲(パクジョンチョル)記念館」

もとは 悪名高い 「対共保安分室」があったところで 当時の建物が 今も残っています。
今は、 警察署の 管轄のようだが 人権協会など 入っていて 4階が 記念館になっています。
5階に 拷問室がずらりと並び その一室で かれは 水拷問を受けてなくなりました。







部屋は 小さく分かれていて 各部屋に 取り調べのイスと机が置かれ (床に 頑丈に固定)
そばに 水責め用の 浴室がある。
当時の間取りのまま リニューアルされているそうだ。



ある新聞記事から ちょっと抜粋します。

20年前の1987年1月14日、警察の南営洞(ナムヨンドン)対共保安分室で運動圏だったソウル大3年生が水拷問を受けて死んだ。
彼の死は中央日報の報道で初めて世に知られ、5共独裁に対する国民の怒りに火をつけた。
怒りは87年6月、市民抗争に爆発した。
韓国民主化20年の始発点は朴鐘哲(パク・ジョンチョル)だった。


彼の死は 韓国の軍事独裁体制を 崩壊に 導いた。 







当時のことは ニュースで 一大 関心をもって 見ていましたが
改めて 当時の韓国の熱気と それを 守っていこうとする人たちの 気概を 感ぜずにはいられませんでした。










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