ヒマラヤ岩塩 その2

アジュンマふきこ

2011年10月04日 18:17

 
隠れた趣味として、「うちなー湯」通いがある。 疲れた、と思ったら、うちなー湯でアカスリをしてもらう。
 韓国に行って 病み付きになった このアカスリ。 体の隅々まで すりすり  すりすりすり と 垢を擦ってもらう。






 何もしないで 横になっていればいいものを 趣味にすると、 ものすごく 楽だ。
と、 エレベータに乗っていたら、なんと近頃、早くも 危うく忘れていたあの、「3億年ヒマラヤ岩塩エステ 4千○○円!」 という 張り紙があるではないか。
 
 ケッ。 なんてたって 嫁のおかげで、うちはタダ。

 
 サウナで我慢している時は、何かに執着して 深く 숙고(熟考)するのが一番で、 私はヒマラヤ3億年岩塩の謎に取り組んだ。







 と、ここまでは 準備した原稿と おなじである。 しかし この先は つまらぬ 凡庸な結論だった。 海が隆起して できた岩塩であるからには、 岩塩といえども 海の塩。

 ヒマラヤも 名もなき塩も スーパーの塩も 実は 地球誕生と共に 生まれた 広大な海が ミナモト。 ただの塩も 特売も 3億年どころか 地球誕生以来の歴史とロマンを秘めたものだった、 という まことに 誰もが 知っていることを さも偉そうに 3行で済むものを 30行に してしまっていた。
 危うく 愚かなことをしでかすところだった。







萎えた 理由は 簡単である。
 事これほど 自然そのもの の塩だが それでは 人口塩ってなものも あるのか ? と ふと疑問に思ってしまった ことだった。

アジュンマは もちろん調べましたね。

このページが ガーンでした。→
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q139199553



天日干し 最高お ! と思っていたら いやはや 世の中 知らないことばかりなんですねぇ。

 それ以上に 私と おんなじ つまらぬ疑問を 持った人が すでに 数年前に 現れていたことが もっと驚きだ。




             台風のあと めげずに 今頃さいてくれました。 朝顔

 その道の 達人ってやっぱり 達人。

冷静に、 こともなげに、 ロマンなどの私情を挟まず、 宣伝文句に踊らされることなく、 流行にも 付和雷同せず、 東に 知りたい人がいれば すぐに  分析しているところが 惚れぼれする ところです。 
    お見事。 脱帽。 

それにしても 昔ながらの 塩田やってるところ いちど 見に 行ってみたいもんですね。

もとはといえば 嫁のくれたヒマラヤ。
 解明に あまりにも時間を かけすぎてしまった。 ありがたいことである。

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