映画「弁護人」

アジュンマふきこ

2014年01月16日 22:02

ニュースに マイナス12度とか出てきますので 
寒くて死にそうかというと  実はそれほどでもなく
「これくらいなら 何とか 我慢はできそう」のかんじです

雪国育ちなので 零下イコール 大雪を イメージしてしまいますが
雪がないんです。

雪が降らないまま 「冷た~い」というのは 
なにか、物足りない感じがしますね。





というわけで
今月は 室内娯楽に軸足を移しました。

映画と言えば 今や超話題の 「弁護人」
まずは これから 見始めるしかないでしょう。

極貧の中 自力で弁護士になり 金儲けに血眼な若き弁護士が
国家謀反罪(もちろん軍事政権の捏造した事件)に問われた青年たちの 
弁護にかかわることを
きっかけとして 社会派弁護士に変わっていく姿を 描いた映画ですが
ご存じ 故ノムヒョン元大統領の若き日を モチーフにしています。
ソンガンホが やはり いい味を出して
正義に燃える若き弁護士の姿を 熱演しています。
観客動員数が 今週で1000万人を 突破するらしいのですが
やはりと うなずけます。




ただこの数字 不思議なのは 韓国の全人口は5000万超らしいのですが 
赤ちゃんや老人含めて
「5人に 一人」見たというのは 本当でしょうか?
少なくとも私の周り 5人に聞いてみましたが 私一人でした。(あれぇ?つまり当たっている?)
冷静な友人は チケット購買数であって 観客数じゃないんじゃないの? っていうんです。
会社とか団体がまとめ買いして配ったりしてるんじゃないの? っていうんです。
まあ いいんですけど。




そして もう一つ。
こちらは 生です。
生で 「パクコニョン」を見てきました。
創作ミュージカル舞台公演 「ディセンバー 終わらない歌」(끝나지 않은 노래)です。

VIP席 13万ウォン(13、000円)を 予約したので さぞかしガブリつきかと思いきや
1階の大部分が VIP席という がっかりなものでした。
昨年から 公演しているので 
それほど人は多くない と踏んでいたのに
あにはからんや すごい人で、
人知れず 前方空席に移れるだろう!の目論見は 完全に外れました。



光化門にある 世宗大王の銅像(右端)、 左端の建物は 世宗文化会館
「ディセンバー終わらない歌」の公演会場は この建物でした。


今回のこの公演は 32歳の若さで 自らの命を絶った音楽家 キムグァンソク(김광석=金剛石)
生誕50年を記念して 創作されたものです。

ちょっと 見に行く前に 予習を兼ねて ネットでこの人の歌を聴いたら 
いっぺんで惹きつけられてしまいました。
透き通る声に どこか哀愁があって ぐっと胸に迫ってくるのです。

映画「JSA」の挿入歌だった 「2等兵の手紙」というのもこの人の作だったのですね。
韓国では 知らない人はいないほどの 368世代の伝説の歌手でした。



 
さっそく今日 学校の帰り 教保文庫でCDを買ってきました。 はまりそうです。




教保文庫に入っていく階段で。
飴売りのアジュンマが、小さい入れ物で砂糖を溶かしているところです。
手のひら大のべったらこい飴に 星型やハートの型模様を刻み付けるのですが
きれいに型どおりに割らすことができれば 願いがかなうというもの。
結構 人気です。

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