行き 当たりばったりの 1泊2日の 小旅行から もどってきました。
ソウル → 忠清南道礼山(礼唐貯水池、任存城壁址近くまで、 大興東軒、 すとく寺=수덕사、 韓国古建築博物館)→
→ 徳山温泉 (泊) →
→ 泰安(水産物市場)、 アンフン=안흥 遊覧船 → ソウル
忠南道の西側海岸に初めて行ってきました。
礼山は 三国時代の 百済地域に位置し、 任存城は 百済の最北端の 防衛線でした。
あまりにも深い山の上にあって タクシーでも 上に行くことができませんでした。
あきらめて いにしえの城跡を 感じて 戻りました。
礼山には 日帝時代に作ったという 端が見えないほどの 巨大な貯水池があり
農業、 飲料水として 豊富な水をたたえていました。
周りは ずぅっと 田んぼが広がっていました。
少しづつ 黄金色に 色づき始めています
。
昼食は 貯水池のほとりにある フナ料理。
フナの蒸し料理は この地域の 名物料理です。
淡水魚特有の臭みもなく 骨もやわらかく おいしいものでした。
辛すぎもせず!!
この後 一路 タクシーに乗って 徳山の 山のほうに 向かいました。
途中 スドク寺 と 古建築博物館に 寄りました。
4~600年ごろの 三重の石塔がある スドク寺。
よくは わかりませんが 何か 有名らしくて 人がたくさんです。
感動したのは 古建築博物館。
国宝級の 古建築物を 研究 縮小再現して 展示しているところです。
このあいだ火災にあった南大門も
この展示館を 私財をつぎ込んで 作った宮大工(重要無形文化財) デモクジャン氏が
縮小再現していたおかげで 再建できたそうです。
くぎを使わない 組み木の 技術には ただただ目を奪われます。
南大門の縮小模型
家の長方形型に 屋根を載せるところの 土台なようなところ。
この技巧や飾りが 宮大工の 腕の見せ所だったのでしょう。
そして いよいよ 徳山温泉
新しい リゾート地として 開発が 進んでいました。
スパリゾートの 豪華ホテルもありましたが
私たちは 元祖 温泉発掘元の 古めかしい 元は 立派だったかもしれない ホテルに泊まりました。
久しぶりに 湯船に 浸かって ぐっすり眠れました。 韓国に来て初めての湯舟、やっぱりいいですねぇ。
ホテルから見える 伽耶の 山並みと 田園風景
そして、あくる日、いよいよ
目的地だった泰安に行ってきました。
海産物が豊富な 西海岸の 中心地。
実は ここの海岸 前に タンカーが 事故を起こして 原油が流れ着いた あの海岸だったことが わかりました。
原油にまみれた 鳥の映像を 思い出した方も いらっしゃるでしょう。
今は すっかりきれいになっています。
相当な人が ボランティアに 繰り出したおかげだそうです。
遊覧船に乗りました。
昼ごはんは もちろん お目当ての 海産物料理
ヒラメ
コッケ=ワタリガニ
ウロッ (クロソイ) これが 最高級魚という タクシー運転技師さんの おすすめの言葉通り 食べましたょ。
黒くて 口がでかくて 底に いる魚という説明通りでした。
そしてこんな運命になりました。
ヒラメの かみごたえよりも かみごたえがあって さらに甘みがあるのが 人気の秘密なんでしょうね。
おいしかったです
驚いたのは ぱんちゃん(おかず)の豪華なこと。
くわしく見ると ホヤ刺身 牡蠣のむき身 なんとか貝の蒸し物などなど
続いて 出てきたのが クロッの 蒸し料理
これもまた 美味
最後は アラの メウンタン。
おなかいっぱいで 食べきれません。
ものすごくだしが取れていて 残すのがもったいないんですが
ほんと もう 入りませんでした。ふぅ~
結局 目の向くような値段でしたが 贅沢も するときにはしておかなくっちゃ、 の気分でした。
コスモスが満開でした。
山と海を 同時に楽しめた、 そして 食べて飲んだ 最高の 秋夕連休の 小旅行でした