嘆きのピエタ キムギドク監督 金獅子賞作品

アジュンマふきこ

2013年07月19日 23:47

毎日、毎日、 暑い中 ぐったりしています。
だって 外の陽射し、これですよ。




ですが、 
ナンピョンが 桜坂劇場に 「嘆きのピエタ」 が 来ているよ、
というので 久々に 外出してきました。




3年間 隠遁生活を送っていた キムギドク監督が 外に出て 作った1作目が これです。
見事 北野武などを抑えて 金獅子賞を取った 映画です。

期待して行って来ましたが、 
まあ 覚悟は してはいたんですが・・・

あんまり グロテスクで 手で顔を覆った場面、 かなり ありました。
劇場を出てもしばらく 気持ち悪くて 今も なんだか・・・ というところです。

話も よくできている映画だし、 下町の手工業の機械の数々は 
コーヒーマシーンまで 作り上げてしまうほどの ギドク監督の やっぱり好きで得意な 分野だろうな、と思うし
お坊さんの出てくる 山並みのきれいな場面は やっぱり ギドク監督ならではだと思うし、
映画が終わっても 暗転したまま しばらくパンソリの嘆きの声が続くのも いい感じだったし、 
映画なのに 画像がないって、
此れっても あ~ 一種の画像だなと 思わせてしまう 手法も 斬新だし、
いろんな意味で いいではあったけれど

やっぱり グロテスクは 後味が 悪いもんですね。



久々の 桜坂劇場です


と言いつつ
映画の後に食べた食事も グロテスク過ぎました。






イカ墨は望んだとしても 魚のあら煮の注文が・・



ちなみに 蛇足です。
韓国に行った時に見た映画が これ!


「監視者たち」 無条件 面白かったです。 


その ちょっと前に見た映画が これ。


「高齢化家族」 超笑わせます。


映画って 娯楽系もあれば、 完全 芸術路線で押してくるのもあるんで 
そこんとこ 区別して見ないといけないなあ、
と思った 今日この頃です。